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”飼い方”に特化した犬専用SNSを作ろうと思った理由

犬と暮らしていると、「これで大丈夫?」「本当に合ってるのかな?」と思う時があります。

私自身初めて犬を飼ったとき、愛犬との生活の中で、ネットやSNSで調べても納得できる情報が見つからなかったり、見つかっても一般論すぎて参考にならなかったことがありました。

そんな時に欲しかったのは、「同じような経験をした飼い主のリアルな声」でした。

目次

情報はあふれているのに、愛犬に必要な情報が見つからない

インターネットで検索すれば、犬に関する情報は山ほど出てきます。
しかし、実際に困ったときに必要な情報を見つけるのは意外と難しいものです。

一般的な情報は見つかっても、あなたの犬の犬種や年齢、環境に合ったアドバイスとなると、途端に分からなくなることがあります。
自分の愛犬には何が正しくて、何が違うのか、特に初めての飼い主にとっては悩むことも多くあります。

経験者の知恵は大きな価値がある

季節の変わり目になると、犬が体調を崩すことはよくあります。
私も初めて子犬を迎えてしばらくたった頃、急に吐いたり、ゆるい便が出たりしたことがありました。
その時は「大丈夫かな?」「病院に連れていくべきか?」と、とても不安になりました。

ただ私の場合、信頼できるブリーダーさんがいてくれて、
「気になったらいつでも電話して」と言ってくれていたのが大きな支えでした。


気になる症状があるたびに相談できたことで、
「この程度なら様子を見てOK」「これはすぐに病院へ行こう」といった判断も、徐々にできるようになりました。

ですが、こうした相談相手のいる飼い主さんばかりではありません。

「ブリーダーさんやペットショップにあまり相談できない」
「近所に信頼できる動物病院がない」
「犬友達や地域のコミュニティが身近にない」

など気軽に悩みを話せる相手がいない飼い主さんも少なくありません。

そんなとき、「もし経験者が“ちょっとした相談”に応えてくれる場所があれば、情報の格差を減らせるのでは?」と思ったんです。

INUKAIは、専門家ではなくても、
“飼い主としてのリアルな体験”を持っている人たちの知恵や経験をシェアする場です。

もちろん医療的な判断は獣医さんにしかできません。

でも、「うちもそうでした」「それくらいなら様子を見てもうちの子は大丈夫でした」という経験談は、
初めての飼い主にとって、大きな安心材料になります。

既存のSNSではダメなのか

「既存のSNSで相談すればいいじゃない?」

確かに、InstagramやX、掲示板の犬カテゴリなどを使えば、
犬についての情報を調べたり、相談したりすることもできます。

でも、こんなふうに感じたことはありませんか?

匿名だけど、ちょっと不安になる

完全に匿名だと気軽に相談できるけれど、「この情報、本当に信用していいのかな?」と思ってしまう。

欲しい情報がバラバラで見つけにくい

自分の犬種や年齢、症状にぴったりの投稿を探しても、なかなか見つからず、結局掲示板のようなところで飼い主さん経験談を参考にした。

せっかくの相談も、すぐに流れてしまう

他の話題に埋もれて、見てもらえなかったり、あとで見返そうと思っても見つけられなかったり。

かわいい投稿がメインで、相談しにくい空気

しつけや体調の悩みって、ちょっと空気を壊してしまいそうで、投稿しにくいと感じることも。

そこで思ったんです。

「もっと“気軽に・安心して・実用的な相談ができる場所”があってもいいのでは?」

INUKAIが目指すもの

INUKAIが目指しているのは、
すべての飼い主が、必要なタイミングで必要な対策を取れる社会です。

そのためには、知識や経験による情報格差を無くすことが大切だと考えており、以下のような特徴を持つSNSを開発しています。

犬種に特化した情報表示

愛犬の犬種を登録すると、その犬種に関連した投稿が表示されます。
犬種ならではの悩みに、よりフィットした情報が届きます。

プライバシーと信頼性の両立

飼い主のプライバシーを守りながら、犬種・性別・年齢などを表示することで投稿の信頼性を保ちます。

「かわいい」だけじゃない、実用的な情報交換

日常の悩みやちょっとした疑問を気軽に投稿できる雰囲気を大切に。
しつけ・体調管理・お出かけ情報など、実際の暮らしに役立つ声が集まる場を目指します。

わんスコア:信頼される投稿が自然と目立つ仕組み

役に立った投稿や積極的に情報共有してくれる飼い主さんを「見える化」する仕組みです。
どのような飼い主さんがその情報を発信しているか、見られるようになります。

現在、試用版リリースに向けて開発中です

現在、INUKAIは試用版(ベータ版)のリリースに向けて開発の初期段階に取り組んでいます。

少しずつ形になってきたこのプロジェクトを、今後も開発ログとして記録しながら、多くの飼い主さんと一緒に育てていきたいと考えています。

よろしくお願いいたします。

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